こんにちは。
ダディちゃん先生と申します。
ちょっと過激なタイトルですが、まずは初めに申し上げておきます。
英会話教室は丸っきり無駄！というわけではないです。
が、ほとんどの人がお金と時間をドブに捨てているも同然な英会話塾の通い方をしているのです！！
この辺りを細かく解説していきたいと思います。
なぜ英会話教室に行くのか
そもそも、なぜ英会話教室へ通わせるのか。
改めて問われればいろいろあるとは思うのですが、まずは”英語を話せるようになることを目的に通っている”とお答えになると思います。
具体的には、”バイリンガルを目指させたい”、”幼いころから通わせて少しでも有利になるように”、”とりあえず英検を取らせてしまいたい”などなどあるかと思われます。
しかしながら、おそらくこの記事を読んで下さっているあなたは、”子供を英会話に通わせている”、といった方であり、あまり成果が出ていないことを感じておられるのではないでしょうか。
英会話教室だって安くはないし、このまま通わせていて意味があるのか・・・？
英会話教室と英語塾、どちらがいいのか
英会話教室と英語塾は、似ているようでまるで異なるカリキュラムとなっているため、目的が大きく異なります。
簡単に比較していくと、
- 英会話教室 → 会話力を鍛える、英語に慣れる → お遊び要素が強い
- 英語塾 → 文法重視、”塾”って感じ → お勉強要素が強い
といった感じです。
どちらがいいかというと、子供をどう教育したいかによってどちらに通わせるべきかが大きく分かれますが・・・、
幼い子供（幼児～小学校低学年くらい）に関して言えば、英会話教室のほうがいいのではないかと私は思います。
とりあえず英語を好きになってもらう、苦手意識を感じさせないようにする、というのは今後英語を勉強していくにあたり非常に重要なことです。
そういう視点で考えると、お遊び要素の強い英会話教室に軍配が上がると思います。
無理な量の宿題も出ないところが多いので、楽しく英語に触れる時間を過ごすことができます。
一方英語塾については、小学校中学年以上で、なんでもいいからとにかく英語を目に見える形で習得することを目的とするのであれば、英語塾の方がおすすめです。
英語塾ではとにかくプリントやらテキストやらを進めますし、宿題もそれなりの量がでます。
英検５級程度であれば英語塾に少し通わせれば合格することができるはずですが、多分英会話教室のみでは英検５級でさえも合格は難しいと思います。
英会話教室が無駄！？の具体例
ということで本題となります。
英会話教室にただただ通わせるだけでは、英語を習得する（なんならバイリンガルに育てる）ことは、ハッキリ申し上げて不可能です。
実際に数字を挙げて考えていましょう。
通常、英会話教室に通わせると、週に１回で１レッスン１時間程度となります。
一日の子供の活動時間を15時間とすると、1週間の活動時間は15時間×7日＝105時間です。
つまりは、1週間のうち104時間は日本語で1時間だけ英語、ということになります。
（かなーり雑な計算ですが・・・）
いかがでしょう。週にたった1時間で英語を習得することは難しいですよね。
もちろん英会話教室といえど全く宿題が出ないわけでもないでしょうし、きっと英会話教室に通わせているぐらいですからお家で英語の動画を流したりなど、様々な工夫をされていると思います。
宿題や英語の動画が無意味だとは全く思いませんが、おそらく当の本人の頭の中は日本語になっているので、親たちが思っているほど効果は出ていないと思います。
すなわち、英語の動画は映像を見ることだけに夢中で、英語の音声はほとんど耳に入ってない（というか”馬の耳に念仏”の状態）でしょう。
具体的には、英語の動画を見ている子供が日本語で感想を述べてワイワイしてたり、
英語の宿題を「アップルって、a, p, p, l, e で合ってるんだっけー！？」なんて言いながら解いていたり・・・。
↑うん、こんなんで絶対英語なんて出来るようになるわけないですよね苦笑
英会話教室を無駄にしないために
上記のとおり、英会話教室に頼りっきりでは英語は習得できないのです。
英会話教室を無駄にしないためには、とにかくもっとたくさん英語に触れる時間を作る必要があります。
要は、習い事だけでなく、おうち英語にも力を入れていく必要があるということです。
とどのつまり、言語は触れている時間の長さがものを言います。
日本語にしたって、「学生の頃は漢字書けたのに、ずいぶん忘れてしまった・・・」と大体の大人は言います。
それは結局のところ、学生時代は勉強して漢字書くのが当たり前の日々だったのですから、大人になって書く習慣が薄れれば当然書けたはずの漢字も書けなくなるものです。
英語も同じことです。
週に1度の英会話教室で、仮に1時間丸々英語しか話さなかったとしても、たったの1時間では定着しようがありません。
ということで、私のおすすめは、”おうちでの決められた時間の会話は、親子ともに英語で必ず行う”といったルールを作ることです。
強制的に英語を話さざるを得ない環境を作る必要があると考えています。
ちなみに我が家では、子供は妻には日本語で話して、私（夫）には必ず英語で話すこと、という暗黙のルールが出来上がっています。
英会話教室と英語塾の合わせ技はどうなのか
「今から子供と英語で話すルールを作るなんて・・・」と、なかなかそれは難しいご家庭も少なくないと思います。
そういった方は、英会話教室と英語塾の両方を利用するのもアリだと思います。
英会話教室で足りない家庭学習（アウトプット）を英語塾で賄う、というやり方です。
かなりお金はかかりますが、それぞれの短所を補い合える効率的な英語の学習方法だとは思います。
もしくは、アマゾンや楽天で未就学児向けのテキスト等いろいろ売っておりますので、そちらを購入してやらせるのもアリかもしれないですね。
おうちでどうやって英語を使わせるか、自力でおうち英語するにはどうしたらいいかなどは、今後また記事に書いてアップしたいと思っております♪
では！
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